2回の診断で違うタイプが出るのはなぜ?まず診断を比べ、次に変化を確認しよう
初めて受けたときは INFP だったのに、しばらくして受け直すと INFJ になった。あるいは、2つのサイトで異なるアルファベットの組み合わせが出た。こうしたことがあると、「どちらが正しいの?」「自分は別の人になってしまったの?」と考えたくなるものです。
まずは、急いでどちらかのタイプに決める必要はありません。2つの結果が一致しない背景には、テスト自体の違い、質問の受け取り方の違い、回答時に思い浮かべた経験の違いなどが考えられます。最終的なタイプコードを見るだけでは、通常、その理由までは判断できません。まず何を比較しているのかを確認し、そのうえで具体的にどこが変わったのかを見ることが、理解の手がかりになります。
まず確認:2回とも同じテストを受けましたか?
2回それぞれで利用したサイト、テスト名、言語、受けた日時を記録しましょう。ページにバージョンや設問についての説明があれば、それも保存しておきます。どちらのサイトも4文字のタイプコードを表示しているからといって、同じ設問、採点ルール、解釈の枠組みを使っているとは限りません。
異なるサイトで違う結果が出たときは、2つのレポートを「同じ物差しで2回測った結果」として扱うのではなく、まずこうした違いを確認する必要があります。一方のサイトにおけるスコアの意味、追加の接尾辞、判定ルールを、もう一方のサイトにそのまま当てはめることもできません。
E/I、S/N、T/F、J/P にまだなじみがない場合は、先に4つの文字と日常の選好についての解説を読んでみてください。ここで比較するのはテスト結果であり、単にタイプのニックネームが同じかどうかではありません。
同じテストでも結果が違うなら、どの部分が変わったのかを確認
「タイプコードが変わったこと」と「人格全体が完全に変わったこと」は、分けて考える必要があります。たとえば INFP と INFJ は、最後の1文字だけが異なります。比較する際は、まず J/P に関する説明に立ち戻ればよく、ほかの3組の選好まで、すべて見直す必要はありません。
分類の境界を設けているテストでは、回答の傾向が境界に近い場合、スコアのわずかな変化でも、最終的に表示される文字が変わることがあります。これは分類結果を理解するために考えられる仕組みの一つであり、あなたの結果が変わった原因が必ずこれだと断定することはできません。レポートにスコアが表示されている場合は、まずそのテストでのスコアの説明を確認しましょう。スコアがない場合でも、関連する文章の説明を直接比較できます。
The Myers-Briggs Company による再受検についての説明では、個々の選好の軸の安定性と、4文字の組み合わせの一致度を区別しています。この2つを同じ指標として扱うことはできません。この資料が取り上げているのは同社の該当するアセスメントであり、16PersonalityLab の信頼性を証明するものではありません。また、当サイトの特定のユーザーのタイプが変わった理由を推測するために使うこともできません。
次に確認:2回の回答で、どのような自分を思い浮かべましたか?
「普段から前もって予定を立てる」という質問を見たとき、仕事の締め切りに追われていた1週間を思い浮かべましたか。それとも、誰にも求められていないときの日常の選択でしょうか。「知らない人がいる集まり」については、友人と過ごす場面を思い浮かべましたか。それとも、司会を担当する場面でしょうか。設問が同じでも、判断の基準にした経験は異なる可能性があります。
回答するときの視点が変わっていなかったか、振り返ってみましょう。1回目はここ数日のことを基準にし、2回目は長年の習慣を基準にした。1回目はなりたい自分に合わせて選び、2回目は実際の行動に近い回答をした。あるいは、1回目は質問の意図を十分に理解できず、後から違う解釈をした。こうした点はいずれも確認する価値のある手がかりですが、結果だけで原因だと確定できるものではありません。
たとえば、陳さんが1回目に INFP、2回目に INFJ という結果を得たとします。振り返ってみると、1回目は主に休日の過ごし方を基準にしていたのに対し、2回目は最近、計画どおりに納品する必要があったプロジェクトを思い浮かべていたことに気づきました。この場合は、「仕事をすると J になる」「どちらかが絶対に間違っている」とすぐに結論づけるのではなく、2つの場面それぞれで、どのように判断しているかを記録してみるとよいでしょう。
「結果が違う」を、表で比較できる情報に整理する
回答し直す前に、まず手元にある2つの結果を並べて整理しましょう。以下は記録用の表であり、タイプを再判定するための尺度ではありません。
| 比較項目 | 1回目の結果 | 2回目の結果 |
|---|---|---|
| サイト・テスト名・言語 | 元のページの情報を記録する | 同じかどうか確認する |
| 受けた日時と、判断の基準にした経験 | 当時、主にどの時期の生活を思い浮かべたか | 判断の基準にした経験が変わったか |
| 4文字のタイプコードとその他の表記 | 元の表記をそのまま残す | 変わった箇所に印を付ける |
| 変わった箇所のスコアまたは説明 | スコアがあればその意味を、なければ説明を記録する | そのテスト独自の説明に沿って比較する |
| 当てはまる例と当てはまらない例 | 実際の経験をそれぞれ1つずつ書く | どの違いが経験によって説明できるか確認する |
記入したら、状況に応じて次の対応を選べます。
- 結果の出典が異なる場合:まず、それぞれの方法と結果の説明を読み、文字の違いをすぐに自分自身の変化として解釈しないようにしましょう。
- 出典が同じで、ある1組の選好が変わった場合:その組に着目し、いくつかの異なる状況で自分がどう行動するかを記録しましょう。どちらか一方のタイプを裏づける例ばかり探さないことが大切です。
- 結果を説明しにくい、または記録に異常が疑われる場合:結果ページ、日時、関連する説明を保存し、そのテストのサポート窓口に確認しましょう。表示、言語、記録の問題についても、原因を推測するためにもう一度受ける必要はありません。
それでも違いを説明できない場合は、ひとまず結論を保留にして構いません。整理した具体的な経験は、自分の習慣を理解するうえで引き続き役立ちます。2つの結果のどちらが正しいか、すぐに決める必要はありません。
もう一度テストを受ける意味があるのは、どんなとき?
まず、再受検で何を確かめたいのかを明確にしましょう。前回、質問を読み違えたのか、十分に集中して回答しなかったのか、それとも特定の1組の選好を確認したいのか。もう一度受けると決めたら、そのテストの回答ガイドに従い、望むタイプを出すために意図的に選ぶのではなく、正直に回答しましょう。
特定のタイプが出るまで何度も受け続ける必要はありません。同じコードが何度も出たとしても、それだけでテストの正確さを証明することはできません。この記事では、再受検までの一定の間隔を推奨していません。また、結果の違いを解決するために、再度の支払いが必須だとも考えていません。再受検によって元のレポートが上書きされるか、別途購入が必要かについては、利用するサービスの現行ルールを確認してください。
結果を理解するときは、「結局、自分はどのタイプなのか」という問いを、もっと具体的な問いに置き換えてみましょう。「こうしたことに直面したとき、普段は何に最初に注目し、どんなときにやり方を変えるのか?」という問いです。Myers & Briggs Foundation による選好の説明でも、人は生活の中で、選好の両側の方法を使うとされています。一度の行動を、固定的なタイプの決まりにする必要はありません。
16PersonalityLab は、4組の選好に基づくテストとレポートを提供しています。まずは当サイトのテスト紹介を確認し、どのような点を観察するためのものかをご覧ください。当サイトでは質問への回答は無料ですが、タイプ結果と完全版レポートの閲覧には、買い切りでの購入が必要です。自動更新はありません。具体的な内容や利用できる機能については、購入前に料金案内をご確認ください。
参考資料
- The Myers-Briggs Company:MBTI Factsのうち、再検査信頼性と4文字の一致度についての説明。本記事では、その研究で示された数値を当サイトのテストに当てはめていません。
- Myers & Briggs Foundation:The MBTI Preferences。選好と日常の行動の違いを理解するために参照しており、当サイトが同団体の認定を受けていることを意味するものではありません。
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